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  • Nobuhiko ITO

謹告 「原発事故被災動物と環境研究会(AEN)」の今後の活動について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で、1月23日に発生地の武漢が封鎖され、春節(1/24~1/30)の期間は中国からの海外渡航を制限するとの報道がありました。しかし、あの時点で世界中にCOVID-19がこれほど短期間に広がると予想した人はどれだけいたでしょうか。多くの人は、多数の感染者が1月初めに日本に来ていたことも知りませんでした。

その後、「ダイヤモンドプリンセス号」内でCOVID-19が徐々に広がる様子が報道された2月初旬でも、全世界に感染拡大すると予想する人は専門家だけでした。

古くから、ペスト、コレラ、インフルエンザ等の感染症が人間の命を多数奪ってきました。コロナウイルスとしては、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)がありますが、人々のグローバルな移動の規模が格段に大きくなっているために、COVID-19のような感染スピードと規模の大きさ、しかも世界同時に広がるものは人類がはじめて経験するもので、今後の予測は全く困難です。

このため、AENは一般社団法人としての社会的責任を考慮し、計画していたシンポジウムや上映会などの活動を全て無期延期致します。詳しくは、事務局長の文章をご覧ください。

また、理事会や総会は電子メールや郵送で行います。

研究活動については、県境を越えて移動する現地調査などは当面見合わせます。それ以外については感染防止に留意しながら継続しますが、やや減速するのはやむを得ないと思います。


このような状況ではありますが、被ばく牛が生き続ける限り農家の方々は飼育を続けます。


餌や健康維持のための経費も変わらずにかかることになりますので、AENとしての支援も考えなくてはなりません。もちろんご寄付も受け付けております。原発被災の苦難が解消されないうちに私たちを襲ったCOVID-19は憎むべきですが、いつか必ず収束します。

みなさまにおかれましては、通常の生活ですら自由が制限され、仕事が困難になった方や、収入が減少した方もいらっしゃるかと想像しています。せめて、感染して入院された方はいらっしゃらないことを願うばかりです。先の見えない災厄ですが、皆様と力を合わせて乗り越えることが出来ると信じています。


みなさま、どうぞ健康を第一に考えてお過ごしください。

最後に、メールや電話等によるお問い合わせは承れますことを申し添えます。

2020年4月25日

一般社団法人 原発事故被災動物と環境研究会

代表理事 伊藤 伸彦




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